京都新聞に載っていた「ニュー浜島」という温泉旅館の割引優待広告に応募したら、抽選の結果当選しました。応募者多数だったかどうかは分かりませんが・・、豪華夕食・朝食付き通常30,000円（税抜き）のところ、優待価格22,000（税込み）というお話。

　だまされたと思って行ってみることにしました。伊勢志摩の風景をストックフォト用に撮影するのも目的の一つでしたが、こちらのほうはあいにくの曇り空で、スカッとした海も、劇的な夕日も撮れませんでした。

　伊勢志摩周辺に到着したのがお昼頃、走っていると見慣れえない風景があったので撮ってみました。

　近くにいた人に訊いてみるとノリの養殖でした。

ホテルにはまだ早いので、大王崎灯台と賢島に寄ってみることにします。　　行ってみて、大王崎の寂れぶりに驚きました。灯台へと続く道に、かつてあったとみられるおみやげ物店の廃屋や、錆びたシャッター・・。

　灯台には協力金200円を払うと上まで登れます。登りましたけど、曇り空で撮影意欲が湧かず何も撮りませんでした。で、おなかも空いたので何かを食べようということになったけど、腰の引けるお店ばかりで・・、店の前で悩んでいると店の人が出てきて、いろいろ説明してくれるのでそこに入ることにしました。

　店にいる客は僕らふたりだけ・・・・・。東洋一は客の少なさか・・・。

昼食を終えて近くの公園から灯台を撮っていると・・、

　PRESSの腕章をしたカメラマンが脚立を持ってやってきました。何の取材か聞いてみると、サミットがあったにもかかわらず、観光に生かせていない現状、行政としてどうなのか・・・みたいな取材のようでした。

　このあと、賢島（サミットのあったところ）に寄って、ホテルへ、

ホテルのある伊勢志摩浜島町、浜島町も寂れてました。夕食前に散歩に出かけて・・・、あまり車も走っていないし、コンビニもない。出会った老夫婦に「この辺にコンビニはないですか」と尋ねると、コンビニはなし、スーパーもかつてはあったけどつぶれたとか・・・。

　夕食は悪くはなかった、という感じ。22,000でお得感はあったものの、通常料金ならたぶん行かないでしょう・・。食事が終わって散歩にでたら怖いほど人がいなかった。