鷹50匹
2015-07-15


きのうチューヒを見に行った。7時過ぎに現場についた。8時過ぎには親鳥が帰って来た。シャッターを押すとなんとワンショットになっている。設定を変える暇がないので仕方なく、人差し指連射(秒間1コマ)しかも、撮れた写真はボケボケ・・!なさけねえ〜!
 それから4時間、親が帰って来ない。炎天下のアスファルトで4時間、持って行った水がすぐになくなった。
 傘をさして親の帰りを待っていると、自転車に乗った地元の人が話しかけてきた。
 「何を撮ってるんですか・・?」
チューヒといっても分からないと思ったので、鷹です、と答えた。
 「鷹ならうちの近所にたくさんいますよ。50匹以上はいます。暇ですから毎朝数えているんです」
 「それ、トンビじゃないですか?」
 「いや、鷹です。でも鷹って弱いですねえ、カラスに追いかけられてますよ」
もう、それ、トンビです、と心の声を抑えながら続きを聞いた。
 「だまされたと思って一度行ってみてください」というと場所をくわしく教えてくれた。
 ちがうといっても聞いていただけそうになかったので、
 「いちど行ってみます」と答えた。

 1回目の餌渡しから4時間後、親鳥が帰って来た。どこで餌渡しがあったのか分からなかった。ずっと足を下げて飛んでいるので、エサを渡さず飛んでいるのかと思っていたら、いつの間にか持っていない。
禺画像]
 結局、これといったものは撮れなかった。まだ昼過ぎなので、アオバズクを見に行くことにした。幼鳥はまだ出ていなかった。親鳥を撮っても、毎回同じカットなので、前から気になっていた「こおろぎの里」の写真を撮った。
禺画像]
 家に帰ってから、妻に鷹50匹の話をした。それ以降、うちでは「だまされたと思って・・・」という話を鷹50匹ということにした。
 


[写真]
[チューヒ]
[風景]
[野鳥]

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